バッグを買う時に「中国製」は大丈夫か?について
バッグを買う時に、何を基準にしていますか?最近では割と中国製の商品が当たり前になってきていますね。だけど「中国製って何か危なくない?」と思った事はありませんか?そんな不安を解消する為に、販売店側から見た裏話を少しだけお伝えします。
自分の経歴
私は数年前、バッグを取り扱っている販売店で働いていました。そこには様々なタイプのバッグがありました。キャリーバッグから始まり、カジュアルバッグやビジネスバッグに至るまで。
中国製って本当に信用出来るのか?
特にビジネスマンが口々に言うのがこのセリフです。「中国製って書いてあるけど、大丈夫なの?」です。半数以上の方がそうおっしゃいます。そういう時は、私たちも売りたいという気持ちがあるので丁寧に対応しなければなりません。それに、変な誤解をしたまま買って頂くのはお客様にも迷惑をかけてしまう。だからそう言った一言にも、スタッフは敏感に対応をしていく必要があるのです。
中国製の基準は何か?
中国製って表記されているものは、大半が「中国の工場で組み立てを行っている」です。その際に、監督を務めているのが中国人とは限りません。ましてや、その「生地自体」が他国の有名な会社が作っているものなので、土台はまずしっかりしています。破れる事はまずないですね。値段によりますが、2・5万〜3万円以上であれば安心ラインです。ただ名前が有名な会社であればブランドによっては、メーカー名だけで金額が上乗せになっている場合もあるので注意が必要です。(特にバッグ専門でない大手のブランド)
生地は大丈夫?
例えばビジネスバッグであるならば、アメリカが主流でありアメリカ製の生地であれば間違いはないという事。アメリカの中でも、有名な「デュポン社」が作っているものならばもっと安心。大手のメーカーも絶賛している米国会社の生地です。
中国で組み立てている件について
その生地を使って、中国で組み立てしている。パターンはアメリカで行われている事が多いそうです。もちろん最終的な検品を終えて日本に輸入されてくるのですが、日本に到着してからもまた工場の方での検品が行われています。
検品後はどうなるか?
そういった数々のチェックを得て、店頭に運ばれる訳です。店頭に運ばれた商品は、それを売る販売員も検品をしています。それはお客様に商品が渡ってしまった後だと、クレームになってしまうからです。それは販売員が一番避けて通りたい道なのです。
アフターケアはどうなってんの?
クレームの話まではしませんが、このような説明をすると大抵の方は安心して買って行かれます。それでも不満がある方には、アフターケアの話をします。その販売店では修理受付もしていたので、修理をすれば最長10年くらいは使って頂ける事などを説明していました。(修理のお話は、また別の機会にでも・・・。)
さいごに
全ての販売店における話ではありませんが、中身を聞いてみると案外大丈夫だった。という事が多々あります。ネットで購入するのも良いけど、たまにはお店に直接問い合わせて色々と聞いてみるのもいいですよ。それによって、勘違いしている事が少しでも解消されるかもしれませんから。